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保険のプランニングは真剣に

2021/11/11

今、生命保険担当の山下さんが各所でがんセミナーを企画してくれています。
社長の森が無茶振りをするので、山下さんも右往左往しながらがんばっています(;'∀')

保険の仕事をしていると、保険の内容を読むのが当たり前になるので、商品を見たときにどんな場合に役立つか、どんなメリットがあるのかということがよくわかります。
ただ、それをお客様に伝えるということはなかなか難しいことだと思います。
保険の名称は専門的でとても難しいですよね。設計書もなかなかすぐに理解できるものではないし、約款なんてさらに意味の分からないものだと思います。
ただ、保険の加入を決めたとき、見直しをしようと思い立ったときは、お客さまも真剣に保険の内容を知っていただきたいです。
なので、わからないことや疑問に思ったことは、躊躇せず質問して欲しいです。

私の母が30年近く前に42歳で胃がんを患ったのですが、当時、母が加入していた保険は“死亡保険”で、結局死ななかった母はその保険が役立ちませんでした(幸せなことだと思います)。
その時代は保険といえば死亡保険、保険金額も3000万というのがざらの時代だったと思います。母も働いていたので、死亡時の補償が3000万円の定期保険(期間が決まっている保険)に加入していました。

結局、胃を2/3摘出したものの、再発もなく母は60歳を過ぎ、定期保険だったその保険も満了を迎え、役に立たないまま終了しました(幸せなことです)。

母の意見はずっと「生きているときに役に立つ保険に入れ!」です。

このように実際に病気になって、保険を請求する段階になって、初めて自分の保険と真剣に向き合う人がほとんどだと思います。
募集人としては、いっぱいたくさん説明しているつもりですが、そういうもんなんです。
裏話ですが、母がガンになったとき、実は父がアヒルの会社の、今はなくなってしまった“妻型”という特約の付いたがん保険に加入していたので、その保険がとても役にたっていました。
今も、古い保険をそのまま持っていらっしゃる方は“妻型”や“家族型”などの特約の付いた保険をもっていらっしゃるかもしれませんね。

何が言いたいかというと、請求する段階になって、保険を理解しても遅いんです。
保険は雨が降ったときのように、あとから傘を買うということができないので、晴れているうちに(健康なときに)備えておかないといけないのです。

実際に病気になると思ったより費用が掛かります。
乳がんだと、治療費だけでなく下着の買い替えなども必要になります(まったく安くないです)。
そういことはその時にならないと見えない費用です。
抗がん剤の治療、放射線の治療は通院で行う時代になっていますが、健康なときと同じ調子で働き続けられるかは別の話です。
普通に働いて治療ができる人もいれば、休職する人、退職する人、そのときその立場にならないとわからないことだらけです。

募集人の仕事をしていると、身内をがんで早くに亡くした同僚などは真剣さが違いました。

私自身も、生命保険は必要ない、とか、高額療養費制度があるから、傷病手当があるから保険は小さい医療保険だけでいい!みたいな意見は怖いとおもいます。
日本人はなんでこんなに保険が好きなんだろう?と友人にもきかれたことがありますが、またそんな話もブログにできたらなと思います。

生命保険、損害保険などご加入の際は、ぜひ(有)R・M・C・モリにご相談ください。